相性占い|2人の恋愛相性・
結婚相性を算命学で無料鑑定
算命学の相性占いでは、生年月日をもとに2人の恋愛相性や結婚相性、夜の相性を診断し、さらにあの人の抱く想いや2人の関係が変わる重大な転機の日まで詳細に鑑定していきます。
相性占いとは?
相性占いは、2人の性格や価値観を知り、互いの関係性の特徴や相性の良し悪しを明らかにする占いです。恋愛相性や結婚相性、夜の相性などに加え、相手の気持ちや今後の2人の運命、時期による関係性の変化を占うことができます。
相性占いの方法には誕生日を用いる星座占いや血液型占い、四柱推命、数秘術、ホロスコープ、タロット占いなど数多くありますが、このページで扱う算命学は古くから相性占いに用いられてきた本格的な鑑定法です。算命学では2人の誕生日をもとに、陰占と陽占という独自の2種類の占法を用いて相性を占います。
相性占いで当たる占いは?
数ある相性占いの中でも、「算命学」による相性占いはよく当たると言われています。それは、算命学が長い歴史の中で積み重ねられた緻密な研究と膨大な占いの統計をもとに高度に体系化され、極限まで精度が磨き上げられた占術だからです。
算命学は古代中国で生まれ、現代に至るまで2000年以上継承されてきた、確かな実績のある占術です。
東洋発祥の自然哲学である「陰陽五行説」を基礎に据え、長きにわたる研究と実際に行われてきた占いをもとにいくつもの占法を編み出してきた算命学による相性占いは、2人の生まれ持った宿命やこれから辿る運命から実際の2人の恋愛や結婚の相性、恋の転機までも克明に知ることができます。
相性占いにおける算命学と
四柱推命との違いは?
相性占いにおける算命学は、同じく中国で生まれた占術である「四柱推命」と比較されることがあります。どちらも生年月日に基づいて占うものですが、両者の間にはいくつか大きな違いがあります。
たとえば、算命学は年・月・日の三つを使用するのに対し、四柱推命では出生時間(何時に生まれたか)も考慮します。年・月・日・時の「四つの柱」で「運命を推測する」ので「四柱推命」という名前が付けられました。
一見すると時間も使用する四柱推命のほうがより詳しく占えるように見えますが、実は四柱推命よりも算命学のほうが多角的な視点から詳しく占うことができるようになっています。
これが二つ目の違いで、算命学と四柱推命では、占う際に作成する「命式」という図の数が異なります。
四柱推命で作成する命式は基本的に一つですが、算命学では「陽占」と「陰占」の二つの占いがあるため、それぞれに対応する命式を作成します。二つの命式を用いることで、より複雑な宿命や運勢、さまざまな相性を占うことができるのです。
相性占いにおける
「陰陽五行説」とは?
算命学による相性占いでは、「陰陽五行説」を用いて2人の生年月日によって決まる陰陽と五行のバランスを算出し、そのバランスを見ることで2人の相性や宿命を解き明かしていきます。
ここでの相性占いの基礎となる「陰陽五行説」とは、「陰陽説」と「五行説」の二つの思想が融合した東洋の自然哲学の思想です。
まず、「陰陽説」とは、この世のあらゆる物事には「陽」と「陰」という表裏一体の性質が存在するという思想です。「陽」は物事の表面に出てくるもの、目に見えるものといった側面を表し、「陰」は裏に隠れたもの、目に見えないものといった側面を表します。
算命学の相性占いにおける陰陽説は、その人の性質における陰陽、すなわち陽の性質として表に出てくる性格や、陰の性質として無意識に潜む隠れた本質などを読み解くのに用いられます。
そして「五行説」とは、「この世のあらゆる物事は『木・火・土・金・水』という五つの元素によって構成されている」とする思想です。「木」は自ら成長する力、「火」は燃える力、「土」は他者を育てる力、「金」は形を保つ力、「水」は流れる力を表しています。
算命学の相性占いにおける五行説は、五行のうちのどれが当てはまるかによって、その人の生まれ持った性質や他の人との相性を占うのに用いられます。
この「陰陽説」と「五行説」が結びついた「陰陽五行説」は、五行のそれぞれに陰陽の区別を付けた10種類の要素によって世界のあらゆる物事が構成されているとする思想です。
算命学ではどうやって相性を占う?
算命学の相性占いは複数の占法を組み合わせて成立しているため、相性を占う方法はいくつもあります。
それは、ひとくちに「相性」と言っても、「どんな相手との相性なのか」「恋人としての相性なのか、結婚してからの相性なのか」などさまざまなカテゴリーの相性があり、相性占いではそれらを総合して鑑定する必要があるからです。
算命学の占法は大きく分けて「陽占」と「陰占」の2種類に区別されます。
「陽占」では、生年月日をもとに「人体星図」という図表を作成して、その人がどのような性格や宿命を生まれ持っているかという視点から占っていきます。
相性占いをする場合は、2人の人体星図の中に配置されている「中心星」と「第一命星」と呼ばれる2つの星を見ることになります。
一方、「陰占」では生年月日から「命式」という図表を作成して、陽占の裏にある運勢や本能といったものを占っていきます。
相性占いをする場合は、2人の命式の中に現れる「十干」と「十二支」の組み合わせを調べ、陽占とは異なる側面から相性を占います。
なお、陰占で占う相性については、「位相法」という占法を用いたり、「天中殺」という特殊な運勢が巡ってくる時期を調べたりすることで、さらに詳しく占うことができます。
相性占いにおける算命学の
「陰占」と「陽占」とは?
算命学で相性を占うには、「陰占」と「陽占」という二種類の占いを用います。
「陰占」とは、名前のとおり裏に隠れた性質を表す陰の部分を占うもので、「目に見えにくい宿命」を読み解くことができます。これにより、2人の潜在的な相性が分かります。
一方、「陽占」とは表に出てくる陽の部分を占うもので、「目に見えやすい宿命」を読み解くことができます。
これにより、2人の基本的な性格や恋愛傾向といったことから、2人に訪れる恋の転機まで読み解くことができます。
算命学の相性占いは、これら二つの要素を組み合わせることであらゆる側面から2人の相性を占うことができます。
相性を陽占で占うには?
「陽占」で相性占いをする際には、生年月日から「人体星図」という図表を作成して、2人の本質や宿命から恋愛や結婚などの相性を読み解いていきます。
相性占いでは「人体星図」の中の「中心星」と「第一命星」がどのような組み合わせになっているかを見ていきます。これら2つの星は、その人の性格や本質、生まれ持った宿命などを表しています。相性を占う前に、まずは2人のそれぞれの本質や宿命を鑑定することで、お互いがどのような人物なのかを知っておくことも重要です。
相性占いにおける算命学の
十大主星とは?
次の表は、あなたの中心星とあの人の中心星を組み合わせたときの相性の良し悪しをまとめたものになります。
あなたの
中心星
最も良い相性
となる
相手の中心星
良い相性
となる
相手の中心星
注意すべき
相手の中心星
貫索星
司禄星
龍高星,玉堂星
車騎星,牽牛星
石門星
車騎星
鳳閣星,調舒星
牽牛星
鳳閣星
牽牛星
貫索星,調舒星
龍高星,玉堂星
調舒星
龍高星
禄存星,司禄星
玉堂星
禄存星
玉堂星
鳳閣星,調舒星
貫索星,石門星
司禄星
貫索星
鳳閣星,調舒星
石門星
車騎星
石門星
禄存星,司禄星
鳳閣星,調舒星
牽牛星
鳳閣星
禄存星,司禄星
調舒星
龍高星
調舒星
車騎星,牽牛星
禄存星,司禄星
玉堂星
禄存星
車騎星,牽牛星
司禄星
中心星の関係で見る2人の相性
算命学の相性占いにおいては、それぞれの中心星に対して最も相性の良い中心星の組み合わせが存在します。 その組み合わせについて、以下に解説していきます。
安定した関係を築く貫索星と物事を慎重に進める司禄星はお互い考えが似ている関係となります。
集団のまとめ役になる石門星と優れた行動力で先頭に立つ車騎星は、両者ともにリーダーシップを発揮します。
鳳閣星が前に立ち、牽牛星がその後を支える役割分担となり、お互いに補完し合います。
両者はともに自由な精神と独立した行動力を持つため、お互いに異なる興味や才能を持っているときシナジーが生まれます。
お互いに知識と成功を求める点で似ていますが、長期視点の禄在星と玉堂星の知性が交わることで、お互いの持ち味が最大限引き出されます。
次に、相性が良い中心星の組み合わせは以下のとおりです。
平和主義者の貫索星が自由人の龍高星を支える関係になるとき、相性の良さを実感できます。
玉堂星の知性と理解力が、貫索星の気遣いと平和主義者の性格を尊重し、安定した関係を築くことができます。
ともに指導力と統率力を持つため、一緒に働き、それぞれの強みを活かすようにすることで良い結果を生みだします。
石門星は集団行動に向いており、一方、調舒星は単独行動が得意なため、お互いを補い合います。
鳳閣星は引っ張り役に適している一方、貫索星は思いやりがあり、安定性を重視するため、互いに補完し合います。
鳳閣星と調舒星は、ともに行動主義者であり、各自の独立性と自由さがちょうど良いバランスとなります。
調舒星は単独行動を好み、司禄星は確実性を重視するため、自由さと慎重さでお互い干渉せずに良好な関係となります。
禄存星の成功志向と鳳閣星の指導力が合わさると、プロジェクトや目標達成において効果的なチームを形成することができます。
司禄星の慎重さと鳳閣星の行動力がバランスを取ることで、一緒に一定の成果を出すことができます。
車騎星の行動力と禄存星の成功志向が合わさり、共同で大きな目標を達成する可能性があります。
車騎星は行動力に優れ、司禄星は慎重に行動するタイプ。これら二つの特性が互いに補完し合います。
牽牛星は誠実さが特徴で、禄存星は歳を重ねるごとに成功するタイプなので、長期的な成功を収める関係となります。
牽牛星の誠実さと司禄星の慎重さが組み合わさると、安定した関係を築くことができ、共有の価値観に基づいて行動します。
龍高星は自由を愛し、車騎星は行動力に優れています。二人の間には多くの刺激と動きがあります。
龍高星の自由さと牽牛星の誠実さが組み合わさると、お互いが新鮮な価値観を与え合います。
知的な玉堂星と行動力に富む車騎星の組み合わせは、互いの強みを最大限に活かす関係性を築くことができます。
知的な玉堂星と誠実な牽牛星が組み合わさると、牽牛星の誠実さと玉堂星の知性が引きたてられます。
相性を陰占で占うには?
「陰占」で相性占いをする際には、生年月日の「年・月・日」のそれぞれから「十干」と「十二支」を算出し、「命式」という表を作成します。
命式からはその人の「目に見えない宿命」を読み解くことができるため、陰占で相性を占うことで2人の関係における潜在的な相性を知ることができます。
まずは、陰占命式に現れる「十干」に注目して2人の相性を明らかにしていきます。
十干とは五行(木・火・土・金・水)のそれぞれに陰陽の区別を付けたものです。2人の命式から、それぞれの十干のバランスや組み合わせを見ることで2人の相性を占っていきます。
十干の組み合わせにはいくつかの種類があります。ここでは、「相生」「相剋」「比和」「干合」という四種類の組み合わせについて解説します。
相性占いにおける
「相生」の関係とは?
「陰占」による相性占いで見られる「相生」とは、五行の「木・火・土・金・水」において、物事の循環を表しています。命式に現れる五行がこの循環する関係になる相手とは、相性が良いとされます。相生の関係になると、一方が相手の長所を引き出したり、補完する関係となります。
相生の関係になる組み合わせを、以下の表で一覧にしています。
五行
相生
どのような関係性か
木
火
木から火が生じる
(木生火)
火
土
火が燃えて土を生む
(火生土)
土
土から金が生じる
(土生金)
水
金属が冷えて水が生じる
(金生水)
水
木
水が木を育てる
(水生木)
相性占いにおける
「相剋」の関係とは?
「陰占」による相性占いで見られる「相剋」とは、五行の「木・火・土・金・水」において、物事を剋す(痛めつける)関係を表します。この相手を剋す関係は、相性の悪い相手とされます。競争心が強くなったり、衝突しやすい関係となります。
相剋の関係になる組み合わせを、以下の表で一覧にしています。
五行
相剋
どのような関係性か
木
土
木は土の養分を吸収する
(木剋土)
火
火は金属を溶かす
(火剋金)
土
水
土は水を吸収する
(土剋水)
木
金属は木を切り倒す
(金剋木)
水
火
水は火を消す
(水剋火)
相性占いにおける
「比和」の関係とは?
「陰占」による相性占いで見られる「比和」とは、五行の「木・火・土・金・水」において、同じ「気」が重なり合う関係を表します。良い方向と悪い方向、どちらに転ぶかによって、互いに与える影響が変わる関係となります。
比和の関係になる組み合わせを、以下の表で一覧にしています。
五行
比和
どのような関係性か
木
木
成長を促す
火
火
情熱を高める
土
土
安定感を深める
精神的な強さを深める
水
水
感情的な深さを育む
相性占いにおける
「干合」の関係とは?
「陰占」による相性占いで見られる「干合」とは、特定の異なる十干が結びついたとき、その組み合わせに応じて別の十干に変化することです。
干合は、陽と陰の組み合わせで結びつきがかなり強く、特に結婚した後には互いにかけがえのない存在となる相性です。
干合
生じる
五行
相性の特徴
甲己
土
自分自身が持っていないものを互いに補い合います。
乙庚
お互いに惹かれ合い、強い縁と絆で結ばれます。
丙辛
水
両者ともに安定しており、互いの存在を尊重し高め合えます。
丁壬
木
芸術性と感受性が高く、言葉がなくとも通じ合えます。
戊癸
火
なんでも話せる仲で、お互いを信頼し発展していけます。
相性を陰占で
占う際の位相法とは?
陰占で相性占いをする際に用いられる位相法とは、陰占命式の年、月、日のそれぞれに現れる「十二支」(地支)同士の関係を見ることで、その人の宿命や運気の流れを明らかにする占法です。
陽占で用いる人体図や陰占の十干で占う相性占いでは2人の精神的な繋がりを見ていくのに対して、陰占の十二支を用いる位相法は現実で起こる出来事を占うものであるため、体の相性や実際の人間関係といった現実的・物質的な関係性を占うことができます。
位相法では、「散法」「合法」という二つのグループに属する十二支の位置関係から相性を占っていきます。
相性占いにおける位相法の
「散法」「合法」とは?
相性占いにおける位相法の「散法」とは文字どおり分散・離散を表す関係性のグループです。
「散法」には「対冲」「刑」「害」「破」の4つがあり、それぞれ十二支同士がさまざまな形で別れたり分散・分離することを表します。
一方で、「合法」とは調和や融合を表す関係性のグループです。
「合法」には「三合会局」「半会」「支合」「方三位」の4つがあり、それぞれ十二支同士がさまざまな形で融合・調和することを表します。
言葉の雰囲気からは「合法」の成立する相性が良く、「散法」が成立する相性は良くないようにも見えますが、お互いの悪い部分が合法によって融合してしまったり、反対に散法によって切り離すことができたりする場合もあります。
算命学の相性占いで位相法による散法、合法を判断するには、命式の中でもとくに配偶者、恋人との相性に強く関連する日干支を見ることになります。
それでは実際に「散法」「合法」に分類される十二支の関係性を見ていきましょう。
相性占いにおける
位相法の「対冲」とは?
相性占いにおける位相法の「対冲」(たいちゅう)とは、時計回りに十二支を並べたときに、互いに正反対の位置関係になる組み合わせを指します。対冲の関係になると、衝突や対立を招きやすくなります。
しかし、対冲だからといってただぶつかり合うだけではなく、それによってお互いの悪い部分が壊されて相性が良くなる場合もあります。
子 |
⇔ |
午 |
丑 |
⇔ |
未 |
寅 |
⇔ |
申 |
卯 |
⇔ |
酉 |
辰 |
⇔ |
戌 |
巳 |
⇔ |
亥 |
相性占いにおける
位相法の「刑」とは?
相性占いにおける位相法の「刑」とは争いごとや不和を引き起こす十二支の組み合わせです。命式に刑が現れることで引き起こされる争いはどちらか一方が起こすものではなく、お互いに相手と争うことになるものです。
刑には庫気刑、生貴刑、旺気刑、自刑の四種類が存在し、それぞれどんな立場の人と争いやすいかが異なります。
戌 |
― |
未 |
未 |
― |
丑 |
丑 |
― |
戌 |
目上の人物と争いやすくなる組み合わせです。争いが長期化しやすい傾向があります。 |
申 |
― |
寅 |
寅 |
― |
巳 |
巳 |
― |
申 |
目下の人物と争いやすくなる組み合わせです。物事の始まりに表面化し、激しい争いに発展する傾向があります。 |
卯 |
― |
子 |
友人や兄弟と争いやすくなる組み合わせです。刑の中でもとくに強烈な威力があり、商売関係や仕事先など社会的なトラブルが起こりやすくなる傾向があります。 |
亥 |
― |
亥 |
酉 |
― |
酉 |
辰 |
― |
辰 |
午 |
― |
午 |
パートナーや配偶者と争いやすくなる組み合わせです。家庭内や身内での争いが起こりやすくなる傾向があり、とくに日支で自刑が成立する場合は注意が必要です。 |
相性占いにおける
位相法の「害」とは?
相性占いにおける位相法の 「害」とは、「合法」における「支合」という関係にある十二支を断ち切るような位置関係の十二支の組み合わせです。
害は現実と精神、あるいは思考と感情が一致しないことにより、ストレスを生み出す関係になってしまいます。
子 |
― |
未 |
丑 |
― |
午 |
寅 |
― |
巳 |
卯 |
― |
辰 |
申 |
― |
亥 |
酉 |
― |
戌 |
相性占いにおける
位相法の「破」とは?
相性占いにおける位相法の「破」とは、十二支を時計回りに配置した際に90度に直交する位置になる組み合わせです。
散法の中ではもっとも威力が弱く、単体で相性に作用することはほとんどありませんが、対冲・刑・害と重なった場合にはそれらの作用を強める効果があります。
子 |
― |
酉 |
午 |
― |
卯 |
丑 |
― |
辰 |
未 |
― |
戌 |
相性占いにおける
位相法の「三合会局」とは?
相性占いにおける位相法の「三合会局」とは、十二支を時計回りに配置した際に正三角形を作る位置関係の組み合わせです。
三合会局は合わさった十二支の五行が何に変化するかに応じて「三合水局」「三合金局」「三合火局」「三合木局」の4種類に分かれます。
それぞれの五行に応じて何によって人生の満足感を得られるかが異なり、その組み合わせから恋愛の相性を占うこともできます。
同じ三合会局の組み合わせが2人の命式に揃っている場合は、お互いに似通った価値観を持ち合わせているため、恋愛の相性は非常に良くなります。
子 |
・ |
辰 |
・ |
申 |
3つが合わさることで水性に変化する組み合わせです。 |
丑 |
・ |
巳 |
・ |
酉 |
3つが合わさることで金性に変化する組み合わせです。 |
寅 |
・ |
午 |
・ |
戌 |
3つが合わさることで火性に変化する組み合わせです。 |
卯 |
・ |
未 |
・ |
亥 |
3つが合わさることで木性に変化する組み合わせです。 |
相性占いにおける
位相法の「半会」とは?
相性占いにおける位相法の「半会」とは、三合会局になる三つの十二支のうち二つを持っている状態です。「半分だけ会局している」ため半会と呼ばれます。
2人の命式に半会が現れる場合、お互いに少しずつ惹かれ合い、一緒に過ごすうちに強い絆が芽生えていく関係になります。
子 |
・ |
申 |
申 |
・ |
辰 |
子 |
・ |
辰 |
丑 |
・ |
巳 |
巳 |
・ |
酉 |
丑 |
・ |
酉 |
寅 |
・ |
午 |
午 |
・ |
戌 |
寅 |
・ |
戌 |
卯 |
・ |
未 |
未 |
・ |
亥 |
卯 |
・ |
亥 |
相性占いにおける
位相法の「支合」とは?
相性占いにおける位相法の「支合」とは、十二支を円形に並べて丑から時計回りに番号を付けていった際に、二つの十二支の番号を足した合計が13となる組み合わせです。
三合会局や半会は異次元のもの同士が結びつくのに対し、支合は同次元のもの同士が融合する組み合わせとなるため、無理のない結びつきになる関係と考えられています。
子 |
+ |
丑 |
亥 |
+ |
寅 |
戌 |
+ |
卯 |
酉 |
+ |
辰 |
申 |
+ |
巳 |
未 |
+ |
午 |
相性占いにおいては、男女の日支(日の十二支)が支合すると「体の相性が良い」と考えます。
相性占いにおける
位相法の「方三位」とは?
相性占いにおける位相法の「方三位」とは、命式に現れる十二支が一つの季節で成立する組み合わせのことです。一つの季節で揃っていることで十二支に対応する五行の力が強まり、三合会局や支合よりもさらに強力な相性が生まれます。
2人の命式を合わせて方三位となる十二支が揃った場合、非常に強く結びつく関係性となります。
亥 |
・ |
子 |
・ |
丑 |
三つが合わさることで水性に変化する組み合わせです。 |
寅 |
・ |
卯 |
・ |
辰 |
三つが合わさることで木性に変化する組み合わせです。 |
巳 |
・ |
午 |
・ |
未 |
三つが合わさることで火性に変化する組み合わせです。 |
申 |
・ |
酉 |
・ |
戌 |
三つが合わさることで金性に変化する組み合わせです。 |
相性占いにおける
特殊な位相法の組み合わせ
ここまでに紹介した散法、合法の組み合わせの中には、特定の条件が重なった場合のみ当てはまる特殊な組み合わせも存在します。
散法においては「天剋地冲」、合法においては「大半会」「洩天地支」というものが特殊な位相法の組み合わせとして挙げられます。
2人の命式の日干支にこれらが現れた場合は、通常の対冲や半会などに比べ、かなり強力に相性の良し悪しに影響する組み合わせとなります。
相性占いにおける
「天剋地冲」とは?
相性占いにおける位相法の「天剋地冲」(てんこくちちゅう)とは、2人の陰占命式の十干(天干)が相剋の関係にあり、かつ十二支(地支)が対冲の関係にある状態です。
地支が対冲なので反発しあい、また天干が相剋の関係なので2人の間に剋す・剋されるというエネルギーの強弱の関係が発生することから、どちらかが苦難を負わされたり、運気を弱められたりします。
相性占いにおける
「大半会」とは?
相性占いにおける位相法の「大半会」とは、2人の陰占命式に現れる干支のうち、十干が同じ(同干)で、かつ十二支が半会している状態を指します。
2人の命式の中で大半会が成立した場合は、どちらかが表舞台に立って活躍し、もう片方がそれを裏方として支えるという相性になります。
相性占いにおける
「洩天地支」とは?
相性占いにおける位相法の「洩天地支」(えいてんちし)とは、2人の陰占命式に現れる干支のうち十干(天干)で相生の関係が成立し、かつ同じ柱の十二支(地支)が同一である組み合わせのことです。地支が同一ということはすなわち十二支の五行が「比和」の関係になるということであるため、別名を「洩天地比」(えいてんちひ)ともいいます。
命式の中で洩天地支が成立する2人は夫婦やビジネスパートナーとしての相性が良くなります。お互いに相手を受け入れやすくなり、自然に甘えることができるようになります。
相性占いにおける
位相法の組み合わせ早見表
↑
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↓
相 自分 |
子 | 丑 | 寅 | 卯 | 辰 | 巳 | 午 | 未 | 申 | 酉 | 戌 | 亥 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
子 | 支合 方三位 |
旺気刑 | 三合会局 | 対冲 | 害 | 三合会局 | 破 | 方三位 | ||||
丑 | 支合 方三位 |
破 | 三合会局 | 害 | 対冲 庫気刑 |
三合会局 | 庫気刑 | 方三位 | ||||
寅 | 方三位 | 方三位 | 害 生貴刑 |
三合会局 | 対冲 生貴刑 |
三合会局 | 支合 破 |
|||||
卯 | 旺気刑 | 方三位 | 害 | 破 | 三合会局 | 対冲 | 支合 | 三合会局 | ||||
辰 | 三合会局 | 破 | 方三位 | 害 方三位 |
自刑 | 三合会局 | 支合 | 対冲 | ||||
巳 | 三合会局 | 害 生貴刑 |
方三位 | 方三位 | 支合 破 生貴刑 |
三合会局 | 対冲 | |||||
午 | 対冲 | 害 | 三合会局 | 破 | 方三位 | 自刑 | 支合 方三位 |
三合会局 | ||||
未 | 害 | 対冲 庫気刑 |
三合会局 | 方三位 | 支合 方三位 |
方三位 | 破 庫気刑 |
三合会局 | ||||
申 | 三合会局 | 対冲 生貴刑 |
三合会局 | 支合 破 生貴刑 |
方三位 | 方三位 | 害 | |||||
酉 | 破 | 三合会局 | 対冲 | 支合 | 三合会局 | 方三位 | 自刑 | 害 方三位 |
||||
戌 | 庫気刑 | 三合会局 | 支合 | 対冲 | 三合会局 | 破 庫気刑 |
方三位 | 害 方三位 |
||||
亥 | 方三位 | 方三位 | 支合 破 |
三合会局 | 対冲 | 三合会局 | 害 | 自刑 |
相性を天中殺で占うには?
算命学における天中殺とは「天が味方をしない時期」のことです。天中殺の中でも、誰にでも平等に訪れる「運命天中殺」を用いれば、人と人との相性について詳しく占うことができます。
相性を占う際の運命天中殺とは?
「運命天中殺」とは、年・月・日といった時間の単位の中で、特定の周期で誰にでも訪れる特殊な運勢の巡る期間のことです。
天中殺の間は、その期間に該当する十二支と対応する十干が存在しないことになり、普段とは異なる運勢が巡ってくるようになります。
運命天中殺には時間の周期に応じて「年運天中殺」「月運天中殺」「日運天中殺」の三種類が存在します。
・年運天中殺…
12年に2年の周期で巡ってくる天中殺。
・月運天中殺…
12ヶ月に2ヶ月の周期で巡ってくる天中殺。
・日運天中殺…
12日に2日の周期で巡ってくる天中殺。
また、年運、月運、日運のそれぞれの天中殺は、「戌亥天中殺」「申酉天中殺」「午未天中殺」「辰巳天中殺」「寅卯天中殺」「子丑天中殺」の6種類に分かれます。
6種類の天中殺の分類は、命式の中の生まれた日の干支(日柱干支)の組み合わせによって決まります。たとえば「戌亥天中殺」に該当する人の場合、戌年・亥年、戌月・亥月、戌日・亥日に天中殺が巡ってくることになります。
相性占いに天中殺を用いる場合は、2人の運勢がお互いの天中殺によってどのようにバランスを取るのかを読み解くことで、相性を鑑定していきます。特に同一の天中殺は「同中殺」、正反対の天中殺は「対冲天中殺」という特別な相性になります。
以下に、それぞれの天中殺に該当する日柱干支とその天中殺のキーワード、持ち合わせた運勢や宿命をまとめています。
該当する日柱干支…
甲寅、乙卯、丙辰、丁巳、戊午、己未、庚申、辛酉、壬戌、癸亥
「子丑天中殺」のキーワードは「ゼロからのスタート」「大器晩成型」。何事も苦労して事を成す初代運の持ち主です。
該当する日柱干支…
甲辰、乙巳、丙午、丁未、戊申、己酉、庚戌、辛亥、壬子、癸丑
「寅卯天中殺」のキーワードは「親孝行」「放任主義」。親の跡を継ぎ、それを発展させる二代目運の持ち主です。
該当する日柱干支…
甲午、乙未、丙申、丁酉、戊戌、己亥、庚子、辛丑、壬寅、癸卯
「辰巳天中殺」のキーワードは「波乱万丈」「ユニークな発想」。社会や常識の枠にはまらない、破天荒な生き方をします。
該当する日柱干支…
甲申、乙酉、丙戌、丁亥、戊子、己丑、庚寅、辛卯、壬辰、癸巳
「午未天中殺」のキーワードは「一家のまとめ役」「長寿運」。宿命として家庭の行事を仕切る役割が与えられています。
該当する日柱干支…
甲戌、乙亥、丙子、丁丑、戊寅、己卯、庚辰、辛巳、壬午、癸未
「申酉天中殺」のキーワードは「マルチタスク」「マイペースな関係」。働き者の宿命を持ち、家庭の外で活発になります。
該当する日柱干支…
甲子、乙丑、丙寅、丁卯、戊辰、己巳、庚午、辛未、壬申、癸酉
「戌亥天中殺」のキーワードは「家系からの独立」「二面性」。神経質と大らかさの両方を持った人になります。
天中殺同士の相性は大きく分けて「同中殺」「対冲天中殺」の二種類があります。以下ではそれぞれの相性についてお伝えしていきます。
相性を占う際の同中殺とは?
算命学の相性占いで見られる同中殺とは、同じ天中殺を持つ人同士のことです。同中殺は目線が近くなる似た者同士であるため、お互いに気が合う人と感じ相性は良いといえます。しかし一方で、考え方が近いぶん、お互いを意識し合う関係にもなります。そのため、一度関係がこじれると嫉妬をしたり足を引っ張りあうなど、お互いにマイナスとなる関係にもなる可能性があります。同中殺は以下のペアとなります。
申酉 × 申酉
午未 × 午未
辰巳 × 辰巳
寅卯 × 寅卯
相性を占う際の対冲天中殺とは?
対極にある天中殺のことを「対冲天中殺」といいます。以下の図のように、天と地、北と南、東と西はそれぞれ対極に位置する方位です。天中殺は「天が味方しない時期」ですが、自分と対極に位置する方位は「天が味方する方位」となります。そこから、お互いの欠点を補い合う相性と言われています。
寅卯 × 申酉
辰巳 × 戌亥
天中殺ではどんな相性が占える?
天中殺の期間は運気の流れが乱れ、不運に見舞われやすくなります。
天中殺をもとに相性を占う場合、運気の流れが乱れる周期がどうなっているかを比べることで、「2人の運勢におけるエネルギーのバランス」という観点から相性を占うことができます。
バランスの良い相性であった場合、2人のうちどちらかの運勢が悪いときはもうひとりの運勢がそれを補うような形になり、お互いにうまく支え合えるようになります。
天中殺でみる結婚の相性とは?
算命学の相性占いにおいて、運命天中殺は結婚のような長期的な関係を築く場合の相性を診断するうえで重要になります。
特に、天中殺には自分に欠けているものを本能的に相手に求める作用があるため、2人の天中殺の組み合わせによっては相互に強く引き合う相性となります。そのため、引き合う力が良い方向に作用すれば非常に良い相性の相手になります。
どのような天中殺の組み合わせで良い相性になるかについては、以下の例をご覧ください。
子丑 × 申酉
寅卯 × 午未
辰巳 × 辰巳
辰巳 × 午未
午未 × 辰巳
申酉 × 午未
戌亥 × 申酉
戌亥 × 戌亥
相性占いにおける
納音と律音とは?
相性占いにおける「納音」(なっちん)とは全く正反対の性質を持った人同士の相性を表し、「律音」(りっちん)とは似た者同士の相性を表すものです。
ここでいう「正反対」や「似た者同士」を判断する基準となるのは、陰占で用いる十干と十二支を組み合わせた「六十干支」の組み合わせです。
六十干支を順番に沿って円形に並べた際に、対極に位置する組み合わせを算命学では対冲(たいちゅう)と呼び、2人の命式の中で同じ位置に現れた干支が対冲となる場合に納音になります。
一方で、同じ位置に同一の干支が現れる場合を律音と呼びます。干支がどちらも同一となるので、律音は命式の五行における「比和」の関係をより強力にしたようなものと考えることができます。
納音や律音は相生や相剋といった関係に比べると非常に限られた組み合わせになるため、良い方向に作用した場合には、2人の関係性は非常に強く結びついていくことになります。
相性占いにおける納音の関係とは?
上で述べたように、相性占いにおける納音の関係とは、2人の陰占命式に現れる干支が対冲の組み合わせになる相性のことです。
納音の関係にある2人は生まれつき正反対の宿命を持っています。そのため、2人の性格や職業、趣味なども正反対のものになりやすくなります。
ただし、正反対の2人だからといってそれが必ずしも相容れないというわけではありません。というのも、命式に納音が現れるとき、2人が正反対であるほど良い相性を持っている場合があるからです。
生まれ持った宿命が正反対の2人なので、職業や性格が正反対であったりすることが、むしろお互いの欠点を補い合ったり相手にないものを与えあったりするなど、良好な協力関係を築く方向に作用していきます。
反対に、似通った職業や性格の2人が納音の相性であると、正反対の性質が2人を別れさせる方向に作用してしまいます。
自分とは全く正反対の性格や職業の相手に心惹かれる場合、その人はあなたと納音になる相性を持っているかもしれません。
相性占いにおける律音の関係とは?
納音に対して、相性占いにおける律音の関係とは2人の陰占命式の同じ箇所に全く同じ干支が現れた場合の相性を指します。
律音の関係にある2人は生まれつき同じ宿命を持っています。特に、命式の中で年や月の干支が律音になる場合はそれがうまく作用して非常に良い相性になる可能性があります。
一方で、日の干支が律音になる場合は必ずしも良い相性になるわけではなく、似通っていることがマイナスに作用してしまうことがあります。
恋愛や結婚の相性においては、生まれ年や月の干支が律音になることで、2人は運命共同体として強く結びつくことができます。生まれ持った宿命が似通っているので、2人で協力して一つのゴールへ進んでいく関係を築くのに向いています。
律音の関係がうまく作用すると、似た者同士でお互いに共感しあったり相手をよく理解してサポートしたりできる相性になり、まさに一心同体といった関係になることができます。
性格や職業が似通った人に心惹かれる場合、あなたとその人は律音の相性を持っているかもしれません。
吉本興業所属。大阪NSC33期生。占い芸人としてメディアでも活躍中。
占いを始めたのは、“新宿の母”こと栗原すみ子さんに言われた「吉本興業に入りなさい」の一言がきっかけ。NSCに入ると、“新宿の母”が「吉本興業がお笑い以外にも広げたいと考えているときに活躍している姿が視える」と話していたのを思い出し、お笑いの勉強と同時に占いスクールに入って手相と算命学を学ぶ。
手相、算命学、オラクルカードなどさまざまな占いの技法を駆使して芸人や著名人を占い、大物先輩芸人たちの婚期を見事言い当てるなど、当たりすぎて怖いと的中率が話題に。
関西で活動していた頃に「性格も過去も未来も当てる」と多くの相談者や芸人の間で評判となり、現在は大阪や東京、愛知などで全国的に鑑定を行いながら、テレビや雑誌などのメディアでも活躍している。
【著書】
『てのひらをアポロンに透かしてみれば』(2016年4月15日/ぴあ)
『アポロン山崎の「とーとつにエジプト神」占い 7万人鑑定して判明!運命を変える開運術』(2021年2月13日/KADOKAWA)
【TV出演】
・ウチのガヤがすみません(2017年9月19日・12月5日放送回など/日本テレビ)
・ラヴィット!(2021年5月17~2021年6月30日放送/TBS)