【十二支】申年(さるどし)生まれの特徴や運勢、他の十二支との相性を解説

【十二支】申年(さるどし)生まれの特徴や運勢、他の十二支との相性を解説

算命学や四柱推命のように、その人の生まれ持った性格や運勢を読み解く占術は数多く存在します。
しかし、これらの占いにおいて欠かせない重要な要素が十二支であることはご存じでしょうか?
古代より暦や方角を示すために使われてきた十二支を基にした占いは、的中率の高さで広く知られています。
十二支を通じて、その人の性質や運命が見えてくるのです。
そこで今回は、十二支の9番目に位置する申年生まれの人々に焦点を当ててみました。
申年生まれの人の性格や特徴、恋愛傾向、相性の良い干支について、わかりやすく解説します。
さらに、申年がなぜ存在するのか、そしてその年がどのような意味を持つのかといった申年にまつわる知識も一緒にご紹介していきます。

申年(さるどし)の意味や歴史

「申」と聞けば、毎年の干支から「猿」を思い浮かべる方が多いでしょう。
しかし、元来「申」には「猿」の意味はなく、十二支が割り振られる際に、偶然にも「猿」が当てはまったのだそうです。
そのため、申年には「猿」の象徴に加え「雷」の意味も込められているのです。
天から地へと縦横無尽に走る稲妻を見てみると、その様子が示すのは、善悪を問わずさまざまなものが一気に誕生し成長していく姿。
これこそが、申年が「物事が形作られる年」と言われる理由です。
また、あの「サル」と呼ばれた豊臣秀吉も、偶然にも申年生まれでした。
宮本武蔵や坂本龍馬など、型にはまらない天才たちもこの申年に生まれています。
まさに雷のように縦横無尽に動き、常識に縛られない人物たちが多い干支と言えるでしょう。

過去、「申年(さるどし)」に起きたこと

「申」と言えば、一般的には「猿」の意味が思い浮かびますが、実はその起源は「雷」を象徴するもので、稲妻が地面に落ちる様子を描写した象形文字です。
本来「猿」を意味していなかった「申」が十二支に取り入れられる際、偶然にも「猿」と結びつけられたと言われています。
そのため、申年には「猿の年」というだけでなく、雷の力強さや変革の意味をも内包していると解釈できるでしょう。
また「申酉荒れて戌亥の大凪」という言葉がありますが、これは申や酉の日が風で荒れることが多い一方、戌や亥の日には静かな快晴が訪れるという意味を表しているのです。

歴史を振り返ってみても、申年には大きな変動を伴う数々の出来事が起こっています。
例えば、1944年には第二次世界大戦中のインパール作戦失敗やサイパン陥落、ノルマンディー上陸といった重大な戦争の転機がありました。
さらに1956年には日本とソ連の国交回復、また参宮線列車にて転覆の事故が起きています。
1968年になると、三億円事件が発生。
そのほか日本初の心臓移植や作家の川端康成の日本人初ノーベル文学賞受賞など、文化面でも大きな変化が見られました。
続く1980年には、新宿バス放火事件や静岡駅前地下街でのガス爆発事故が発生し、多くの犠牲者が出ています。
さらに1992年には政治面で佐川献金疑惑が表面化し、PKO協力法案の成立などもなされました。
2004年には鳥インフルエンザが日本国内で流行、また自衛隊がイラクに派遣されるという歴史的な出来事も起きています。

申年(さるどし)の性格や特徴

申年に生まれた人は、まるで場を明るく照らす太陽のように周囲を盛り上げるムードメーカーです。
豊臣秀吉が「人たらし」と称されたように、人を引きつける特別な魅力が宿っています。
頭脳明晰な上に情報通なため、話を聞けば誰もが面白さと学びを感じることでしょう。
好奇心旺盛で情報を鋭くキャッチする力を持ち、そこから得た知識で人々を楽しませます。
しかし待つことや我慢が苦手で、すぐに行動を起こしてしまう傾向があります。
無駄な時間を嫌い、動き出すのが早すぎることもしばしば。
さらに、申年生まれは他人から褒められることを好み、そのための努力を惜しまない姿勢を見せます。
しかし、表面上は優しげでも実は強い自己顕示欲を抱えており、認められたり賞賛を受けたりするためにライバルを蹴落とすような一面もあるのです。
ゆえに、彼らの本心が顔を出した時に評価が分かれることがあります。魅力的でユニークだと感じる人もいれば、賢すぎて信用できないと思う人もいるでしょう。

申年(さるどし)生まれの人の恋愛傾向

申年生まれの人は、その「天然の人たらし」としての魅力で異性を引き寄せます。
そして恋に落ちると、積極性がいっそう際立つのです。
相手に毎日でも会いたくなり、会えない間はひたすら連絡を取り合いたいと思うほど、相手に執心してしまいます。
また寂しがり屋で、同じ熱意を持って接してくれる相手やすぐに会えるようなフットワークの軽さを持った人を好みます。
タイプとしては、行動的でおしゃべり上手な人に惹かれやすいでしょう。
しかし、飽きっぽい性格が災いしてマンネリになり、「飽きた」「物足りない」と感じ始めることも。
常に新しい刺激やワクワク感を求め、独特な魅力を持つ相手に心を奪われがちです。
申年にとっても相手にとっても、追いかける側に回る方がより楽しく幸せな恋愛が続くでしょう。

申年(さるどし)生まれの人の仕事運

申年生まれの人は、仕事の場では何よりもチームワークを最重要視します。
メンバーとの日常的な交流を欠かさず、しっかりと関係を築くことがチームのパフォーマンスを最大限に引き出す鍵だと理解しているのです。
リーダーとしての立場に立った際には、プライベートつながりも大事にします。
仕事終わりには食事や飲み会に誘い、仲間との絆を深めるでしょう。
その結果、ムードメーカーとして周囲を盛り上げ、得意の話術で士気を高めることで仕事の成功を引き寄せることが多くなります。
明るく親しみやすい性格は職場でも愛されキャラとなり、誰からも信頼されているのです。
また、その多才さと適応力から金融、営業、映画監督、研究職など、どの仕事でも成功を収めることができるでしょう。

申年(さるどし)生まれの人の金運

申年生まれの人の金運は、「入ってきてもすぐに出ていく」という独特の特徴があります。
得か損かではなく好きか嫌いかでお金を使うため、常に自分の気分は良い状態を保つことができるでしょう。
困窮することはまずありませんが、貯金とはあまり縁がないようです。
また、申年生まれにとっては「お金は天下の回りもの」という考え方が基本です。
豊臣秀吉のように、稼いだお金をどんどん使って経済を回したり、周りに配って信用や忠誠を得たりします。
そのため、お金には縁があるものの、本人はお金自体には執着しません。
お金を溜め込むことよりも、お金を動かしていくことで最終的に潤うと考えているからです。
さらに、申年生まれはお金を成功へのツールの1つと捉えていて、お金そのものを栄誉と考えているわけではありません。
ゆえに細かい計算や財務管理が得意ではなく、将来のためにお金を計画的に使うことはあまり得意ではないでしょう。
衝動買いや無駄遣いをすることもあり、「欲しい!」と思ったものはすぐに買ってしまいます。
買うか買わないかは単純なインスピレーションによって判断されることがほとんどで、値段を気にすることはありません。
このような金銭感覚から、周囲からは派手にお金を使っているように見えたり、羽振りが良いと思われがちです。
しかし、不思議と生まれつきの良運により思いがけない収入を得ることが多いため、経済的に困ることはほとんどないでしょう。

申年(さるどし)と相性のいい干支は?

申年と相性の良い干支は「子年」と「辰年」、そして「巳年」です。
◆子年(ねずみどし)
この2つの干支が出会うと、まるでぴったりと噛み合った歯車のように相性が良くなります。
好奇心旺盛で情報収集に長けた申年生まれと、行動派で何事にも積極的な子年生まれは、性格がとてもよく似ているのです。
両者ともに成功を目指し、褒められることを励みにしているため、力を合わせて目標に向かって突き進むことができます。
もしどちらかが一時的に弱気になっても、相手が力強く励ましサポートしてくれるので、結果的に大きな成功を収めることができるでしょう。
◆辰年(たつどし)
どちらもリーダーシップに優れ統率力を持っていますが、ともに独創的で自分だけの世界を大切にしています。
そんな共通の心理を持つ申年生まれと辰年生まれは、言葉を交わさなくても自然にお互いを理解し、心地よい距離感を保つことができるのです。
性格の違いが出る場面もありますが、その違いをむしろ楽しみ、うまく調和していけるのがこの2人です。
◆巳年(みどし)
知的で頭の回転が速い申年生まれと巳年生まれは、非常に似たペースで物事を考え進めていくため、理解し合うのも非常にスムーズです。
申年の軽快なフットワークに対し、巳年は粘り強さや根気があるでしょう。
また、申年の明るくフレンドリーな性格に対し、巳年は適度に距離を置いて相手のペースを尊重することができます。
無理なく共存できるので、トラブルも起こりにくいのです。

まとめ

申年についての解説、いかがでしたでしょうか。
今回は、申年生まれの人の特徴と運勢を深堀りしてお伝えしてみました。
自分自身が申年である場合はもちろん、申年の性格や特性を理解することで、申年生まれとどのように付き合うべきかを知ることができるでしょう。
申年生まれの人はその能力の高さに加え、人々を惹きつける特別な魅力を持っています。
歴史的にも、豊臣秀吉をはじめとする偉大な人物たちがその例です。
数多くの成功者が申年生まれであることにも、納得がいきますね。
しかし、もし「理想の人生を歩んでいない」と感じる申年生まれの人がいるとしたら、それは自身の持つ潜在能力を最大限に活かしきれていない可能性があります。
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