毎年の年賀状などで親しみ深い十二支ですが、実はその歴史は古く、性格診断や運勢占いにも活用されてきました。
十二支は個々の年ごとに異なる性質を持つとされており、「算命学」や「四柱推命」などの占術でも、鑑定に欠かせない重要な要素とされています。
今回は、十二支の4番目である「卯年」生まれの人々に焦点を当て、その特徴を掘り下げていきます。
卯年生まれの人は、優しさや社交性に加え、穏やかで温和な性格を持つとされ、人付き合いが得意。
そんな卯年生まれの人の性格から、恋愛運や仕事運、金運に至るまでを詳細に解説。
さらに、相性の良い干支や関わる際のポイントなども紹介します。
卯年(うさぎどし)の意味や歴史
多くの人に愛されるウサギは愛らしい動きや表情で親しまれていますが、「寂しがり屋」という話もよく聞くのではないでしょうか。
卯年は、そんなウサギ(兎=卯)がモチーフの年。神様の競争で4番目にたどり着いたウサギは虎の次に速く、十二支の座を獲得しました。
その温厚さゆえに「家内安全」のシンボルとされ、また多産であることから「安産」や「子孫繁栄」を象徴しています。
とても縁起の良い動物として、古くから尊ばれてきたのです。
さらに「卯は跳ねる」という言葉が示すように、卯年は経済も上向く年とされます。
特に投資家には喜ばれる巡り合わせであり、株式相場でも期待が集まります。
景気の飛躍を象徴する、まさに吉運がもたらされる年と言えるでしょう。
過去、「卯年(うさぎどし)」に起きたこと
ウサギの特徴や姿から「跳躍の年」や「新たなスタートの年」とも言われる卯年には、実に多くの歴史的な出来事が生まれています。
まずは1867年、江戸時代末期に大政奉還が起こり、約300年続いた江戸幕府の幕引きとともに700年に及ぶ武士の時代が終わりを迎えました。これにより、日本は明治維新への道を歩み始めます。
また同年、カナダはイギリスからの独立を果たし、アメリカはアラスカをロシアから買収するなど、世界の地図にも大きな変動が起こりました。
1879年には、琉球王国が沖縄県に編成。
エジソンは京都の竹をフィラメントに使った白熱電球を発明しました。
この発明により電気エネルギーが世界に普及し、日本でも1903年には大阪で市電が誕生したのです。
1927年には昭和へと元号が移行し、金融恐慌が発生。
1939年には第二次世界大戦が勃発し、1963年にはケネディ大統領の暗殺が起こりました。
1975年には、ベトナム戦争が終結を迎えます。
1987年には国鉄の分割・民営化によってJR各社が発足し、世界人口が50億人を突破。
さらに冷戦の終わりを告げるINF条約(中距離核戦力全廃条約)が米ソ間で調印されるなど、世界情勢においても大きな進展がありました。
1999年、欧州ではユーロが導入され、ロシアではプーチン氏が大統領代行に就任。
2011年には、東日本大震災が日本を襲いました。
このように、時代を動かす衝撃的な出来事が多数起こっています。
卯年(うさぎどし)生まれの人の恋愛傾向
他人の評価を気にしやすい、卯年生まれの人。
恋愛では遊び心があって人気のある異性に惹かれますが、自分からは積極的に動けないタイプです。
そのため、相手に押される形で恋が始まる場合が多く、受け身で恋愛が進むことが一般的でしょう。
一度好きになると恋人に心を奪われ、尽くし続ける姿勢を見せます。
その愛情は深く、一途で献身的。
しかし、争いを避けようとするあまり本音を隠してしまい、デリケートな性格ゆえに恋愛で悩むことも少なくありません。
また、その愛情の深さに反して「好き」という気持ちを表に出すことが苦手なため、相手に誤解されがちです。
常に素直さを意識し、自身の気持ちを上手に伝えることができれば、穏やかで安定した関係が長く続くでしょう。
卯年(うさぎどし)生まれの人の仕事運
卯年生まれの人は、総じて仕事運が良い運勢の持ち主です。
持ち前の人に可愛がられる性質を存分に活かすことで、どんな職業でも自然に人脈が広がり、成功できるでしょう。
ただし、人の意見に流されがちな面もあるため、自己判断で進める仕事スタイルが向いています。
独立してビジネスを始めれば、その評判はすぐに口コミで広がり、お客がどんどん集まるはず。
また、周囲から慕われる特質が必要な職業、たとえば教師や医療職などにも向いている人です。
さらに、男女問わず技芸に秀でる資質を持つため、芸術や音楽、デザインなどクリエイティブな分野でも活躍が期待できます。
芸能界やアーティスト、デザイナーとしての道もオススメです。
その才能を生かし、多くの人に愛されながら活躍の場を広げていくことができるでしょう。
卯年(うさぎどし)生まれの人の金運
卯年生まれの人の金運は、極端に良いわけでも悪いわけでもなく「ほどほど」といったところです。
ウサギは「飛躍」を象徴する動物でもありますが、卯年生まれ自身の金運は、それとは裏腹に落ち着いた運勢にあります。
この背景には、慎重で波風を嫌う卯年の平和主義的な性格が影響しているようです。
お金には細かく気を配りますが、大金を狙うよりも堅実さ求める保守的な傾向があります。
積極的に行動して一攫千金を目指すタイプではなく、むしろ安定した生活を選び、人との争いを避ける姿勢が収入にも影響するのです。
仕事においてもライバルと競争する場面では引き気味で、あまり前面に出ることはありません。
そのため、組織の中で目立つ成功を収めることは少ないかもしれませんが、仕事に対してとても誠実に取り組んでコツコツと努力を積み重ねるため、収入は安定しやすいでしょう。
さらに、物を大切にする性格で散財はほぼしないため、「気づいたら貯金が増えていた」というタイプでもあります。
大きな収入を得るチャンスがあるとすれば、それは独立した時です。
持ち前の器用さと人脈を活かし、斬新なアイデアで事業を展開すれば、周囲からのサポートも受けられ成功する可能性が高いでしょう。
ただし、飽きっぽさが顔を出してしまうと、それが金運にも影響してしまい、収入が不安定になる場合もあります。
1つの物事に集中して取り組むことが、安定した金運を保つ鍵となるでしょう。
卯年(うさぎどし)と相性のいい干支は?
卯年と相性の良い干支は「未年」と「戌年」、そして「亥年」です。
◆未年(ひつじどし)
卯年生まれと未年生まれは、十二支の中でもっとも相性の良い者同士だと言えます。
お互いの心地よい距離感を保ちながらリラックスできる、理想的で素晴らしい相性です。
どちらも平和主義で穏やかな性格を持ち、一緒にいるだけでお互いに安らぎを感じることができます。性別を問わず、自然と気が合うタイプでしょう。
考え方や価値観が似通っているため、無理をせずに黙っていても分かり合える関係性が築けるはずです。
適度な距離感で心地よく、互いに幸せな気持ちを自然に与えられる最高の相性です。
◆戌年(いぬどし)
戌年生まれは誠実で人懐っこく、世話焼きな性格が特徴です。
引っ込み思案になりがちな卯年を優しくリードし、困った時には頼れるサポートを惜しまずにしてくれるでしょう。
その優しい包容力に、卯年にはとても安心感を覚えるため、異性間であれば恋愛に発展しやすい傾向もあります。
戌年の持つ誠実さが、卯年にとって頼もしい存在となるのです。
◆亥年(いのししどし)
猪年生まれは、目標に向かって突き進む情熱家です。
猪突猛進と言われることもありますが、自分の進む道を貫きながら誠実にコツコツと努力を積み重ねる卯年とは、意外にもウマが合います。
勢いのある亥年と、一歩一歩積み重ねる卯年とでは資質は異なりますが、ともに懸命に打ち込む姿勢には共感し合えるでしょう。
まとめ
卯年についての解説、いかがでしたでしょうか。
卯年生まれの人の性格や各運勢の特徴、干支同士の相性などを理解しておくことで人間関係がより円滑になり、充実した日々を送ることができます。
物静かで慎重な性格を持つ卯年生まれは、器用さを活かしてさまざまな物事をそつなくこなします。
しかし本音を他者に見せないため、孤独を感じることもあるでしょう。
それでも周囲からは自然と人が集まり、その人脈が卯年の人の人生を豊かに彩ってくれる存在となります。
もし人生に壁を感じることがあれば、どこかで自分らしさを見失っている可能性が考えられるでしょう。
また、そんな時には自分の本質や強みを見つめ直し、より良い方向へと導いてくれる専門家のアドバイスを取り入れるのもいいのではないでしょうか。
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