【手相コラム】第3回:基本四大線①生命線

【手相コラム】第3回:基本四大線①生命線

手相における「生命線」とは、どの線のことをいうのでしょうか。

また、生命線ではどんなことを占うことができるのでしょうか。

さらに、生命線が囲んでいる親指の付け根のふくらみ、「金星丘」は何を意味しているのか。

生命線が長い人と短い人で寿命は違うのか。太くて濃い人と、細くて薄い人には、どんな違いがあるのか。

ここでは、そんな手相の生命線に関する基礎知識について解説していきます。


生命線とは?


手相における生命線とは、親指と人差し指の間から、親指の付け根のふくらみを囲むようにして手首の方向へ伸びている線のことをいいます。

まれに生命線がなかったり、複数あったりする人もいますが、生命線は大半の人が1本です。

生命線で占うことができるのは、その人の健康状態や生命力、ケガや病気の予知など。

また、生命線から突き出している線を見ることで、その人に向いている職業や、開運の方法などを占うこともできます。

生命線を見るときは、その長さや濃さ、深さに加えて、線がどこから始まっているか、途中に横線が入っているかといったことを調べます。

生命線が囲んでいる親指の付け根のふくらみ部分、「金星丘」の大きさも重要で、これは生命力の貯蔵庫とされています。


生命線の見方


手相では、生まれつきの生命力は左手で、現在の状況や今後の運勢は右手で見ます。

本来は左右両方の生命線を合わせて判断するのがいいのですが、初心者には難しいので、最初は右手だけで見る練習をしましょう。

生命線が長く、手首まで伸びている場合は長寿体質。病気にかかったとしても早く回復します。

生命線が短いからといって、短命であるわけではありませんが、抵抗力が弱く、病気やケガをしやすいかもしれません。

太く濃い生命線の持ち主は、心身ともに健康で、生命力が強く、バイタリティーにもあふれています。困難に出会っても、しっかりと立ち向かって乗り越えることができるでしょう。

細く薄い生命線の持ち主は、生命力が弱く虚弱体質で、精神的にもろいかもしれません。しかし一方で、感性やセンスに優れています。


まとめ


手相における生命線とは、親指と人差し指の間から、親指の付け根のふくらみを囲むようにして手首の方向へ伸びている線のことです。

生命線が長く、手首まで伸びている場合は長寿体質。生命線が短い場合は抵抗力が弱く、病気やケガをしやすいようです。

太く濃い生命線の持ち主は、心身ともに健康で、生命力が強い傾向にあります。逆に、細く薄い生命線の持ち主は生命力が弱く、精神的にあまり強くはないかもしれません。

本来は、左右両方の手の生命線を見て判断するのがいいのですが、まずは右手だけで見る練習をしましょう。