人指指の付け根と親指の付け根から出発して、手のひらの真ん中あたりまで伸びている線、知能線。その人自身の考え方を表す線ですが、伸びる方向によって意味が変わってきます。
もし知能線が真っすぐ横に伸びているなら、あなたは現実的な考え方をする「リアリスト」タイプ。
一方、知能線の先が下に向いている場合は、想像力豊かな「ロマンチスト」タイプです。
今回はこの知能線の向きに注目して手相を見てきましょう。
この線を持つ人は、こんな性格の持ち主
真っすぐ横に伸びる知能線を持つ人は「リアリスト」タイプ。現実的に物事を考えられる、いわゆるしっかり者の人です。仕事を決めるうえでも、理想よりも現実的な側面を重視する傾向があるので、資格のある仕事や銀行員、公務員などの手堅い仕事に従事している人が多いです。サラリーマンとして大企業に入ることを安定だと思っている人も多いでしょう。何事も安全志向なので、この手相の持ち主と結婚した場合は、とても安定した結婚生活を送れますね。
一方で知能線が下向きに伸びている場合は「ロマンチスト」タイプ。下に向いていれば向いているほど、想像力が豊かな人です。芸術、芸能分野での活躍が期待でき、実際ミュージシャンや画家、デザイナーなどの仕事をしている人に多い手相でもあります。楽しいことが好きなので、趣味に没頭するのが多いのもこのタイプです。
この線を生かすためには…
リアリストタイプの人は、感性や感覚が大事になってくる分野より、論理的に物事を考えていく場面が求められるような分野に適性があります。基本的に手堅い選択をするので、大きな失敗を回避することが出来き、そういった側面からも正しい選択をして組織を引っ張っていくようなリーダーとしての素養があります。一方で何事も合理的に考えるため、時として周囲の人からは「冷たい」と受け取られてしまったり、ユーモアに欠けるお堅い印象を持たれてしまうことも…。たまには「正しさ」を手放して、自分や相手の気持ちを考えて行動すると人望も高まりより豊かな人生を過ごせるでしょう。
ロマンチストタイプの人は、芸術分野で才能を発揮できますが、実際にそういった職業に就くことはあまり簡単ではないかもしれません。ですが、持前の美的センスを発揮する場は日常生活にたくさんあります。ゲームをするでも料理をするでも何でも構いません。自身の想像力が広がっていくような物事を持っておくことで人生が豊かになります。
まとめ
物事の捉え方が分かる「知能線」。時に現実的に、時に想像的にとバランスを取っていけると、どんな状況でも上手く乗り越えていくことができるでしょう。自分がどっちの傾向が強いかをたまに思い返して、自分の凝り固まった視点をほぐしていくと、新しい発見があるかもしれません!