生命線と手首の間から斜め上に伸びる線がある人は「長男・長女線」と呼ばれる手相の持ち主です。親や先祖との繋がりが強く、家を継いだり、親の面倒を見たりなどの「一家においてやるべきこと」を担う運命にある人に表れます。この線の持ち主は実際に長男・長女であることが多いですが、そうでなくても持っている人もいます。そんな親との縁の深さを表す「長男・長女線」について詳しく見ていきましょう。
この線を持つ人には、こんな特徴があります!
「長男・長女線」を持つ人は、父母ないし祖父母との繋がりが強い人です。文字通り、長男長女的な役割を担うことになる人にあらわれます。長男長女的な役割というと少し分かりずらいですが、いわば「一家においてやるべきこと」に該当し、将来的に親の面倒を見る、介護をする、お墓の管理をする、家の跡を継ぐ…などが挙げられます。長男・長女に多く見られる線ですが、次男・次女、三男・三女…などでも持っていることがあり、その場合は例えば結婚相手の親の面倒を見る可能性があったりします。
自立してからも親に頼ったり頼られたりが多く大変ではありますが、その分親の援助を受けやすいという面もあります。特に生命線を横切るように線が入っている人は、親の遺産を相続するなどの大きな恩恵を受けやすいです。
この線を生かすためには…
親の面倒やお墓の管理などと聞くと、大変なことも多いですから負担に感じてしまう人もいるかもしれません。ですが、そうした役割を嫌がらないことです。親に対しても、さらにご先祖様に対しても、感謝の気持ちを忘れずにいましょう。この相は、あなたに何か起こったときにあなたを守ってくれる相とも言えますから大切にしてください。
一方で親との繋がりが強いということは親の影響を受けすぎる側面もあります。子離れ・親離れできていないケースもあります。親の意見に左右されて自分の気持ちを見失ってしまわないようにある程度の距離を保つことは必要でしょう。
つまりこの線を持つ人は、近すぎず、離れすぎず、適度な距離感で一家の重要事を担うことで運気を開いていけます。
まとめ
親との縁の強さが示されている「長男・長女線」。あるなしどちらがいいということではなく、自分の「家族との関わり」の傾向を知ることで、丁度いい家族付き合いができるようにすることが大切です。
線がある人は近づきすぎて疲れてしまわないように注意する、線がない人は時々実家に顔を出すようにしたりする。そうしたことを意識しながら、家族の繋がりを大切にしていきましょう。